「そんな事…あったんだな。」 「うん…。」 いつもと違って優しい口調の李斗に、何だか調子が狂いそう。 「そ、それより…李斗はどうしてお兄ちゃんの事……」 「Subaruさん?」 「うん…。」 知りたかった。 どうして李斗が、いつもここで踊っているのか… どうしてお兄ちゃんを知っていたのか…。 あたしが少し眉を寄せて見ていると李斗は少し笑った。