モデル彼氏とお姫サマ☆







どうして…あのダンサーが。


間違いない。


深く被ったキャップがなによりの証拠。


さっきまでそこで踊っていた…あのダンサーだ。


風があたし達の間を駆け抜ける。


まるで時間が止まったみたいだった。


この人の顔が…みたいな。


あたしがそう思ったのとほぼ同時だった。



「え…お前……。」



突然ダンサーが少し慌てた声を出した。