お母さんの腹ん中に忘れて来てしまったのかもしれない。 きっとあたし、代わりに毒舌をもってきちゃったんだ。 って…! こんな事考えている場合じゃないんだった! 「おいアリス…お前…」 「だぁーから。呼び捨てされる筋合いないし、あたしの名前はお前でもない。あんた学習能力ないわけ?」 真っ赤に染まった金髪野郎の顔。 いつもは熱なんだと勘違いするあたし。 でも今日は怒りで赤くなっているのが分かった。