あたしは今から不良少女。 絡まれた相手に短歌を切りまくる不良少女。 そう自分に言い聞かせた。 不良少女と思うだけで、なんだか気持ちが楽だった。 よし、アリス。 あなたは今から不良少女に成り切るの。 「……わってんじゃないよ。」 「は?」 いきなり喋り出したあたしに拍子抜けたのか間抜けな声を出した金髪。 そんな金髪にあたしは容赦なく短歌をぶち込む。 「汚ねぇ手で触んなって言ってんだよ!!」