「まだ…5時か。」 あたしは時計を見ると呟いた。 起きるのも寝るのも微妙な時間帯。 あたしは布団から出ると洗面所へと足を運んだ。 今日も…見ちゃったな。 お兄ちゃんの夢。 歯ブラシをくわえながら鏡で自分の顔を見ると、疲れた顔をしていた。 こんなの、お兄ちゃんが見てたら悲しむだろうな。 「アリス、元気だすのよ!」 意味もなく鏡の中にいる自分に言うと笑顔を作った。