やっぱり李斗ってばムカつくなぁ…。 あたしのパンチを喰らった李斗は、頭を摩っている。 「いてぇな…せっかく助けてやったのに。」 「李斗はいつも一言多いの!」 あたしは李斗を睨む。 だけど…李斗が助けてくれなかったら、あたし怪我してた。 それだけは感謝しないと…。 それと…震えが止まらなかった手を握ってくれた事。 少なからず、あたしはあの時李斗の手に救われた。