誰かがあたしの手を優しく包んだ。 あったかい…。 「もう大丈夫だぞ、アリス。」 この声って…まさか…。 あたしは意を決するとゆっくりと目を開けた。 そして…あたしはもっと大きく目を見開いた。 やっぱりその人は…あたしの目の前にいたんだ。 「李斗…。」 「アリス!大丈夫か!?」 いつもと違って必死な李斗の姿に胸が締め付けられる。