あたしは頬を膨らますと、和馬のお尻を蹴り上げた。



「いってーな!」


「バーカ!知らなーい。」



あたしは嫌みたっぷりの甘い声で言ってやった。


さぁ、早く届けちゃおー♪


横で睨む和馬の事を直ぐさま消し去ると、スキップをして理科準備室へと急いだ。