あたしを怒らせたらどうなるのか、和馬なら知ってるのに。 バカだね、本当。 あたしは俯くと、ニヤリと口元を上げた。 こうなったら、和馬を悪者にしてやるっ…。 「本当は行きたかったよ?…だけど、できなかっ…ぐすっ……ごめ…ん……うぐっ…ぐずっ……。」 ワザとらしく声を上げて泣くあたしに、授業中にも関わらず、教室中の視線が集まる。