モデル彼氏とお姫サマ☆







それにしても…



「何でまた、あんたと一緒なわけ?」



あたしは和馬の方を向くと睨んだ。



「知らねぇよ!…俺が聞きてーよ。」



和馬は鞄から出した飴を舐めながらあたしを睨み返す。



「飴ちょうだい。」


「ん、いちご味。」


「分かってんじゃん。」


「何年、同じクラスだと思ってんだ。それくらい分かる。」



差し出した手に乗せられた“いちご”の飴に、あたしは笑った。