「ちげぇよ。」 赤くなった顔を隠すかのように俯いた李斗。 「あたし、あんたの事嫌いじゃないよ。」 あたしが言った途端、顔を上げた李斗。 すると李斗の顔はいつもの色に戻っていた。 あたしは李斗の顔を覗き込んで… 「これからも仕事頑張ろうね。」 素直にそう言ったんだ。 ただ、仕事仲間として… あたしはこの時そう思っていたんだ。 ねぇ、李斗。 あんたはあの時、あたしの事をどう思っていたの?