「それでは撮影入りまーす。3、2………」 監督の言葉で始まった撮影。 あたしは彼氏を待つ、けなげな女の子。 そう、自分に言い聞かせて演技を続ける。 「はぁはぁ…ゴメン、寝坊した…。」 「もう、知らなーい。」 「おい、マジでごめんって。」 李斗に手を繋がれ、歩きだすあたし達。