「それじゃ、アリスちゃんはそこで李斗くんと手を繋いでね。」 「はい。」 スタッフさんに言われ、内容を頭に詰め込む。 あれから李斗のワンカットが撮り終わった。 次はあたしと李斗が手を繋ぎ、登校するというシーン。 「はい。ちょっと持ってて。」 着ていたダウンを脱いで和馬に渡したあたしはすっかり女優モード。