そんな自分が嫌いではないけれど、少しは素直になれたらな。 なんて、あたしらしくない事を考えていた。 「それでは、撮影はいりまーす。」 「李斗くんはその辺りから学生らしく元気に走って下さい。」 現場につくと、すでに準備が整っていて、直ぐに撮影が始まった。 スタッフさん達に言われ、李斗が位置につく。