「おはよ、寝ぼすけさん。」 自分も寝ていたくせにそういったあたしは、李斗の鼻をツンと突いた。 「じゃ、撮影も頑張るぞ。」 「当たり前じゃん。」 少し偉そうに言って来た李斗に、あたしも偉そうに返すと2人でバスを出た。 あたしって本当に可愛いげない。 素直に「うん。頑張ろうね☆」なんて言えたらいいもんだけど… それはあたしのプライドが、なぜだか許してくれない。