やっぱり…仕事になれば、李斗は凄いな。 「おい、アリス。」 少し、世の中の女の子達が夢中になる理由が分かったかも。 「おい。」 だって、今だって絶対に甘い雰囲気なんて作れないって思ってたけど、できちゃってるし…。 やっぱり、李斗って… 「おい!アリス!!」 「へ!?」 すっかり考え事に浸っていたあたしは、李斗に叫ばれた事により、現実世界へと引き戻された。