その声にビックリして、急いで振り返ってみれば… 腹を押さえて笑顔を見せる女性スタッフ。 多分、あたし達の会話を聞いてたんだと思う。 あたしはムスッとした表情で、スタッフと李斗を見つめた。 「何笑ってんですか?」 あたしが聞きたかった言葉を代弁してくれた李斗。 「いや、今日あなた達…恋人役するのに雰囲気が全然そんな感じしないから面白くて…。」 変わらず笑顔で答えたスタッフ。 そんなスタッフにあたしは「は?」の一言しか出てこなかった。