「アリス、お前マスカラ落ちてんぞ?」 「え!?」 李斗の言った言葉に、あたしの素っ頓狂な声が上がる。 だって、李斗ったら真剣な顔で言うんだもん。 あたしは鏡をとりだすと、焦って鏡を覗き込んだ。 ホントに最悪だ。 今日は厄日かもしれない。 モデルのアリスがマスカラ滲ませてるなんて… 格好悪いったらありゃしない。 そう思い、急いで覗きこんだのに…