いじめっ子抹殺魔法〜優等生の放課後残酷魔物狩り〜

部屋に戻ると時間がかかることを考慮して足を崩して座った。

「そんなにまゆを寄せなくていいよ」

こうしないと顔が緩んでしまいようになるけど、シワのよった顔は化粧の邪魔になるのもわかっている。ああなんで加減できないの!?

沙良木の手が近づくたびにあの洗顔料の香りがする。粉を吸わないよう息を止めて、はっと吸い込んだら沙良木の香りがするんだ。

直視できないから瞬きの回数が増えて、唇は固く結んでしまう。

「目はどんな感じがいい?パッチリさせたい?切れ長に?」

「目つきが優しく見えるように……」

万年睨んでるような私の目を優しくするのは至難の業だと思うけど、沙良木ならできると信頼を寄せていた。

「そっか。クールな感じが似合うかなと思ったけどそれも良さそう」

そして終わったのを初めて見せてもらうと、見たことのない自分がいた。
思わず照れて目を細めると、睨んでいるようには見えなかった。