いじめっ子抹殺魔法〜優等生の放課後残酷魔物狩り〜

足音がしないことや首が異様に回ることくらいしか魔物らしいところは見当たらない。今まで見てきた中で一番人に近い姿だ。

今まで解決策は見つけ出してきたのにここまでわからないと余裕がなくなっていく。

普通なら今頃は消えていそうな子供が私を笑っている。自分の限界を思い知らせるかのように笑っている。

それでもここで諦めるような性格ではなかった。これまで私は見た魔物のほとんどを殺してきたのだから、今更こんな魔物に負けるなんて到底認められない。
私の手に重みのある袋がのしかかる。中から一つナイフを抜き出し、額に突き立てた。

次から次へと新しいナイフを突き立てていく。
子供の帯に突き立てようとしたとき、余裕のある笑みが縮こまったのを見た。

綺麗な糸が巡らされた帯にある、キラキラ光る玉を見て直感が告げる。

ここを壊せばいい。

屈んだ私がナイフを当てると、あごを引いてそれを見た子供は、やっと恐怖に目を見開いた。顔を真っ青にして薄い唇を震わせている。

白く滑らかだった肌に脂汗を滲ませるのを見届けてから玉を突き刺した。

弱点がわかった後はスムーズに終わり、それぞれ違うところに付けていた玉を次々と突き刺した。
玉を狙うようになってからの子供たちはひどく怯え出し、首は前に戻して袖を振り回すように逃げた。

仕留め損なうと妨害を受けるけど初めから玉を壊してしまえば何も起きない。血で滑らされることもなく、武器を取られることもなかった。