子供たちの列に追いつくのにさほど時間はかからず、後ろについて狙いを定める。私がいるのに振り向きもしないなんて、度胸があるのか能天気なのか……。
気付かれないように出来るだけ足音は立てないでいたけど、槍で叩くこの瞬間隠していた殺意をあらわにして風を切った。
すると子供たちの顔が一斉にこちらを向く。光のない目が真正面から私を見つめている。
胴ではなく首だけを捻り、その白くて細い首には不自然なシワが刻まれていた。
異様な光景に込めていた手の力が逃げていく。子供たちは何をするでもなく真顔で見つめ続ける。
不気味だけど何もないなら……こんな子供相手に怯んでられない!
再び槍を振り、首に叩きつける。襟に守られていない首から血が溢れ、倒せると確信していた。
しかし一向に消えない。不思議に思いながらもっと深くまで抉り込み、骨にまで辿り着いた。
首では駄目なの?
他のところを刺すべきかと思い槍を一度抜こうとしたら、骨にでも引っかかったのか抜けなかった。
こんなことなかったのに。
手前に引っ張り出すのではなく横に動かしても抜けない。
子供はあざ笑うように見ていた。
遠ざかる他の子供たちも目を細めていた。
槍が使えないならとナイフを出して心臓を突く。
それでも消えなくて困惑しながらナイフを引き抜いた。
槍と違いナイフはぬるりと抜けて、勢い余って手から飛び出てしまった。吹き飛んだナイフは窓にぶつかってそのままガラスを割り、外に投げ出された。
こんなことありえない!
どうすれば消えるのか見当も付かず、探るような気持ちで子供を見るしかなかった。
気付かれないように出来るだけ足音は立てないでいたけど、槍で叩くこの瞬間隠していた殺意をあらわにして風を切った。
すると子供たちの顔が一斉にこちらを向く。光のない目が真正面から私を見つめている。
胴ではなく首だけを捻り、その白くて細い首には不自然なシワが刻まれていた。
異様な光景に込めていた手の力が逃げていく。子供たちは何をするでもなく真顔で見つめ続ける。
不気味だけど何もないなら……こんな子供相手に怯んでられない!
再び槍を振り、首に叩きつける。襟に守られていない首から血が溢れ、倒せると確信していた。
しかし一向に消えない。不思議に思いながらもっと深くまで抉り込み、骨にまで辿り着いた。
首では駄目なの?
他のところを刺すべきかと思い槍を一度抜こうとしたら、骨にでも引っかかったのか抜けなかった。
こんなことなかったのに。
手前に引っ張り出すのではなく横に動かしても抜けない。
子供はあざ笑うように見ていた。
遠ざかる他の子供たちも目を細めていた。
槍が使えないならとナイフを出して心臓を突く。
それでも消えなくて困惑しながらナイフを引き抜いた。
槍と違いナイフはぬるりと抜けて、勢い余って手から飛び出てしまった。吹き飛んだナイフは窓にぶつかってそのままガラスを割り、外に投げ出された。
こんなことありえない!
どうすれば消えるのか見当も付かず、探るような気持ちで子供を見るしかなかった。



