いじめっ子抹殺魔法〜優等生の放課後残酷魔物狩り〜

あたりが暗くなった。
魔物退治を始める前に、何か画鋲のようなものが欲しい。取りに行くのも億劫だから魔法で作れないかなと考えると、手のひらに画鋲がのっていた。

それでプリントを近くの壁に貼り付け、槍を持って階段を上がった。

踊り場から見上げると、階段の前をぞろぞろと横切る子供たちの列に気がつく。みんなおかっぱ頭の女の子で、クスクスと笑い声はするのに下駄の音はしなかった。

私に気付く様子はなく、眺めているうちに最後尾が現れる。

階段を駆け上がり、上から二段目から最後尾の子供に槍で叩きつける。こめかみにめり込んだ槍を引き抜くと、二回目を叩き込むまでもなく廊下に倒れてしまった。

他の子供たちは振り返ることもなく、変わらずクスクスと笑って進む。私は呻き声をあげて横たわる子供の首に槍を突き立てた。

体は消えたのに血が残っているのが見えたけど、大して気に留めずここを去ろうとした。

するとぬるりと靴が滑って尻餅をついてしまう。
膝を曲げ寄せると下には血で滑った跡が残っていて、血溜まりを踏んだ覚えはないから不思議に思った。

冷たくて硬い廊下にぶつけてじんじんと痛む。
それでもこのまま座っているわけにはいかず、槍を杖にして立ち上がる。

打ったところを庇って歩いていては遅れるから痛みを忘れて追いかけた。