いじめっ子抹殺魔法〜優等生の放課後残酷魔物狩り〜

授業終了の十分前になると、雑談をやめない生徒たちを説明するからと黙らせる。

「これからグループで出した内容を発表する。まずは窓側から」

ちょっとやめてよ!私がされたことを晒し上げる気!?

選ばれたグループは一井がいるグループの隣で、机はくっついていないものの体を向けて話していた。

「その人が見た目で気にしているところをあだ名にする。失敗をしつこく責める……」

男子が気怠げに箇条書きを読み上げると、例を一つ挙げるように言った。

「立木の顔にしわが寄ってるからパグっていったり……」

「本当か!?」

「はいそうなんすよ〜いやそこまで気にしてないんすけど女子が見てるところではやめてほしいなって……」

例に出された立木が頭をかいて立ち上がる。

次は一井たちのグループで、そこでは自分の宿題をやらせるというのが出てきた。

私以外のことを言って誤魔化すかと思ったのに、本当にしたことを言うなんて思わなかった。

「宿題ができなかった日、三河さんにやってもらっていたことがあったんです。三河さんはもちろん嫌がってたけど、欠点を取りたくないらってきついことを言って押し付けて……三河さん、ごめんなさい」

「宿題は自分でやるべきだし三河に対してきつい言葉をかけるのも間違っている。わかったな」

「はい」

「でもそうやって気付くのは大事なことだ。三河、一井の話を聞いてどう思った?」

しおらしくしているけど、本当に反省しているとは思えない。