いじめっ子抹殺魔法〜優等生の放課後残酷魔物狩り〜

こんな戦いが放課後何度も続くと思うと、ストレス発散どころか疲れが溜まる。

悲鳴で激しく震わせた喉が痛む。あれだけ飛び回ったのに足はまだ痛くないけど、明日の朝痛み出してサッカーで筋肉痛になったと思われたらまた馬鹿にされる。

もう精神的に疲労が溜まり、トイレの後片付けも忘れて足早に学校を出た。

トイレの後片付けのことを思い出したのは次の日の朝のことだった。

ベッドから身を起こしてから、水浸しの床やトイレットペーパーを思い出し、血の気が引く。
これ先生の怒りが私に集中する!

けど三河一人で掃除してたから私たち関係ありませんなんて言えないはず。
普段の行いが悪いんだし、今回は私と一緒に怒られてもらおう。

先生に怒られることを覚悟して登校し、教室へ向かう途中にトイレ前を通る。
するとドアは泡でベタベタになっているはずなのに、いつも通り乾いた埃が溜まっていた。

泡ってこんな綺麗に乾くものかしら。
気になって中に入ると、トイレットペーパーはへりに整然と置かれていたし、床も乾いていた。

そして一番の発見は、槍を突き刺した跡が残っていなかったことだ。あれは幻覚じゃない。確かにこのスマホには昨日の検索履歴が残っているから。

跡は残らないって死体だけでなくて周囲の状態も含めてなの?

なんて便利な環境だ。