いじめっ子抹殺魔法〜優等生の放課後残酷魔物狩り〜

その様子を黙って見ていた朝霧は、青白い顔で命乞いの言葉を考えていた。
私はあなたの彼氏を生き返らせる方法を知っている。ここで殺せば生き返らなくなる……。

頭を回している間にも、首を落とし終えた三河は朝霧に歩み寄り、狙いを向けた。

「待って!彼氏のことでしょ!?私生き返らせる方法知ってるから!」

朝霧は顔を引きつらせて言った。

「ふーん、自分たちは殺されるようなことしたって自覚あったのね」

三河は暗い影を塗った顔に殺意の目をギラつかせて見下す。

「本当にごめんなさい!ひどいことをした!でも元通りにするから!今までの生活に戻すから!」

「あなたは戦わないの?他のやつを生き返らせて、昔みたいに私を返り討ちにしようとは思わないの?」

本当のところ生き返らせるという話は嘘であり、方法を知っているのは自分だけだと言って延命を図っていた。生き返らせる魔法は時間がかかることにして、三河にそれらしい呪文を教えて三年ほど待たせる。

「この魔法を使えるのは私だけだから!殺したら戻ってこなくなるよ!時間がかかるから、三年っ、三年待つことになるけど……」

「別にいいわ。それならあの人に願い叶えてもらうし」

魔物を滅ぼせば願いを叶えると言われていたのは、三河も同じだった。朝霧は自分たちが願いに釣られていたのを思い出し、頭の中にあった考えが弾け散った。もう生き残る術はない。

額を槍で貫かれ、そのまま窓の方へ力任せに投げ飛ばされた。窓ガラスを割り仰向けに落下すると、クラス一の容姿は見るも無残に潰れた。