帰る途中の高校生たちがちらほら乗っている電車に、私服を着た私も乗り込む。あの子たちはちょっとの間学校に残ってから帰る、と言ったところかな。
魔物退治をした日の私たちに似ている。のめり込んで暗くなるまで追いかけたこともあるけど、少し倒したら飽きて帰ることも多い。
魔物を多く倒した人は飲み物を奢ってもらうこともあった。
魔物を狩っていたころはそんなこともあったんだよなあ。一ヶ月以内の出来事なのに、朝霧と一井の関係がこじれた今ではつい懐かしんでしまう。
でも三河の彼氏を見つけたんだ。何度も思ってるけど、これで二人の気晴らしになってグループの関係も戻る。
電車の中でも降りてからの道のりでも、期待を胸に持ち続け、店の扉を開ける。やっぱり四人はすでにいて、朝霧を除いた三人が私に手招きする。
それは別に何もおかしくないけど……すぐにでも全員で話したいという思いが裏切られ、笑顔も引きつる。同じテーブルに着いた私は、朝霧また?と困惑の声をかける。
「そう、ここに来たら店長を見ないと気が済まないの」
一井がそう言ってからソーダを一口含む。
「あとあのバイト、店長のお気に入りだから。あまり大きな声では話せないよ」
雪田が声を潜める。店長のお気に入り?なら朝霧は店長に嫌われたくないから乗り気じゃないんじゃ……。
私が話したときは面白そうにしていたけど、内心どう思っているかわからない。この後朝霧になんて言われるか気にしながら、他愛のない会話をする。
魔物退治をした日の私たちに似ている。のめり込んで暗くなるまで追いかけたこともあるけど、少し倒したら飽きて帰ることも多い。
魔物を多く倒した人は飲み物を奢ってもらうこともあった。
魔物を狩っていたころはそんなこともあったんだよなあ。一ヶ月以内の出来事なのに、朝霧と一井の関係がこじれた今ではつい懐かしんでしまう。
でも三河の彼氏を見つけたんだ。何度も思ってるけど、これで二人の気晴らしになってグループの関係も戻る。
電車の中でも降りてからの道のりでも、期待を胸に持ち続け、店の扉を開ける。やっぱり四人はすでにいて、朝霧を除いた三人が私に手招きする。
それは別に何もおかしくないけど……すぐにでも全員で話したいという思いが裏切られ、笑顔も引きつる。同じテーブルに着いた私は、朝霧また?と困惑の声をかける。
「そう、ここに来たら店長を見ないと気が済まないの」
一井がそう言ってからソーダを一口含む。
「あとあのバイト、店長のお気に入りだから。あまり大きな声では話せないよ」
雪田が声を潜める。店長のお気に入り?なら朝霧は店長に嫌われたくないから乗り気じゃないんじゃ……。
私が話したときは面白そうにしていたけど、内心どう思っているかわからない。この後朝霧になんて言われるか気にしながら、他愛のない会話をする。



