その後私は2人に寮へ送ってもらい、2人はまた寮の外の暗闇の世界に消えていった。

時計を見ると7時58分自室に戻ると食堂の夕飯に呼びに来たエステルちゃんが私を見るなりポカポカ叩いてきた。

「リリちゃん.......私達に夕方や夜の闇は危険なんだよ.........もうこんな時間に外に出て心配させないでっ........」

「ごめんねエステルちゃん。心配させるようなことしちゃって。」

私は謝るがエステルちゃんはしばらく膨れっ面で私の事をポカポカと叩き続けていた。