嫌いなあいつと屋根の下




ガチャっ



「返事しないなら、勝手に開けるぞー」



私の心とは裏腹に呑気なあいつ



放っておいてよね!!まったく、あいつにはデリカシーがないのか?



私がこんな風になってるというのに…そうっとしといてよね



「…何?馬鹿猿が私に何の用?」



「馬鹿猿ねぇ…こっちのお前のほうがよっぽど素直だけど?」



こっちってどっちよ?



布団からソーッと片桐のほうを見た



あいつが持ってるのは…



「ちょっ!!返しなさいよ!!」



「やーだね」



な…なんであんな恥ずかしい事を書いてしまったのか今、後悔した



あいつが持っているのは私はプレゼントと一緒に挟めたカードだった



「返してよ!!」



布団から出て、片桐のところまで行って、カードを奪い返そうとしたが、片桐の腕が上にあがり、私には手の届かないところへ…




「返しなさい!!これは命令よ!!」



「それでも嫌だね」



な、なんなのよ…!!



私は読まれたことに不覚だと思ってるのに…



てか、書くんじゃなかった…