車の中で暁さんと潤さんを待っていると暁さんが帰ってきた。



暁「美花」



美花「は、……話は終わりましたか?」




暁「ああ」




美花「何を話していたんですか?」






暁「お前は知らなくていい」





美花「そう、ですか」





暁「それより今日はどうだった?楽しかったか?」





美花「はい!瑠生バカ達のおかげで久しぶりに楽しかったです笑」





暁「よか……瑠生ばか?」





瑠生「あ、おい!みかん!」




暁「みかん?」




瑠生「え、いや、……その」





暁「許す」




瑠生「え?!」




暁「美花が笑ってるからだ。」




瑠生「ありがとうございます!」




美花「良かったね!」





瑠生「ああ笑」




暁「こっちこい」





美花「う、うん/////」




暁「お前可愛いな」




美花「あ、ありがとうございます」




暁さんに触れられると体が熱くなる……
私どうしちゃったんだろ




暁「……」




美花「暁さん?」




暁「ちょっと潤の所に行ってくる待ってる」





美花「わかりました笑」




ガチャ……バン





蒼「暁さん美花にデレデレだな」




美「え?!……そうかな」




瑠生「てか2人ともピンク色……たまに俺達のこと忘れてるし」




ニコ「しかも美花、暁さんと話すといつも真っ赤だな」




美「う、うそ!」





3人『 本当!笑』




暁「ただいま」





美花「暁さん!おかえりなさい笑」





( 俺この車からすぐにでも降りたい…)





暁さんは帰ってきたと思うとまた外に出ていってしまった。それが何回か続き気になり3人を連れて暁さんたちそばまでいった。



美花「暁さん、潤さん大丈夫ですか?」



潤「美花!なんで降りてきだ?!」



美「潤さん戻ってくるの遅いし、行ったり
きたりで心配で……」




暁「悪かった……もうすぐこの話終わるか
らもどってろ」



暁さんはそう言うと私の頭を優しく撫でてくれた。




美「うん!笑」



瑠生「ミカン車戻ろうぜ」



美「うん笑」



グイッ


美花「え?」



体が動くよりも先に私の体は流に抱きしめられていた。



黒龍『?! 』



暁「てめぇ!!!!!!」




3人『 何やってんだ!』



潤「なんの真似だ」




流「こいつをお前らなんかに渡さねぇ!」




暁「黙れの汚い手離せ」



流「やだ、と言ったら?」




暁「お前をぶん殴る!」




美花「?!あ、暁さん待って!」



暁「?!」



美花「流……離して」




流「……」




美花「どうして今さら私を求めるの?あの
時私をゴミのように追い出したくせ
に」




流「……俺はお前が好きだ」




美花「?!」



桃「?!」



暁「?!」



美花「な、何言ってるの?」




流「お前が居なくなって初めて気づいたお前が必要なんだって」




桃「な、ん、で……」



?「これ?どんな状況?」




それ、わたしも知りたいです



美花「流……それは無理だよ」




流「ッ……」



美花「私今は流を恋愛感情で見ることは出来ない……」



流「なんで」



美花「暁さんがいるから」



暁「?!」



美花「今の私の心の中には暁さんしかいないの」




流「なんでだよ!」



美花「もし、暁さんに会わなかったらいま
でも流のことで好きだったと思う。
でも、暁さんに会って暁さんの優し
さに触れていくうちに好きになって
た。だからもう流を恋愛対象として
見ることは出来ない。」




流「クッ……」




流は静かに涙を流した




黒龍『 ……』





美花「……流……私を……愛し、てくれて……ありがとう……ヒック」



私は流との思い出を思い出しながら別れをつけた



流「お前を話すんじゃなかった……そした
ら……こんな……こんな気持ちになら
なかったのに、……はぁ〜」



美「……私はもう流の傍にいることは出来ないけれど、友達としてそばにいることはできるよ。最後の最後に私の話を聞いてくれてありがと!笑」



流「ああ」




私たちは道を間違えたのかもしれない。
でなければこんな気持ち悲しい結末にならなかっただろう



でも、ちゃんと話すことが出来てよかった。




流「それと、どっちが本当か次は調べるよ」



美花「?!」



桃「?!」



流「だから、教えてくれあの時俺はカッと
なってお前を追い出した。でも、お前
の話をちゃんと聞くべきだって思っ
た。」



美花「流……聞くの……遅いよ笑……(泣
き)」



流「そうだな」



暁「話がついたなら日を改めろ」



流は私から離れてくれた




流「明日かそのく次の日にでも暁さんと一緒に来てくれ」



暁「?!わかった」



秋「何を言って!」



流「お前らは口を出すな!桃、美花との話が終わるまで倉庫に来るな」



桃「え?」



流「美花、明日一緒に学校に行けるか?」



美花「?!もちろん!待ってるね笑」



流「ああ笑」



そう言って暁さんと車の中にもどった。




暁「お前ら3人あの女達の見張り頼む。」



3人『 わかりました』




暁「黒龍にも話が通じるやついたんだな」



美花「はい!笑 まだ流としか仲直りしてないけど、そのうちみんなとも仲直りできるとぉいますか?」




暁「お前ならできる。俺の女なんだから笑」




美「?!」




暁「美花、俺の彼女になってくれ」




美花「はい!喜んで!笑」



暁「お前を絶対に話さない」




私たちはそこからは甘いキスをした。



あ……幸せだ笑