カラン〜……ミーンミンミン、ミーンミンミン〜


なんか……気まずい雰囲気になっちゃったな


美海「私……真希さんの前で思い隠せてますか?」


菊「私から見たあなたは……真希さんを見る目が悲しそうな顔をしています。」


美海「あはは〜やっぱりバレちゃいましたか笑」


菊「気持ちを隠すのはとてもお辛いでしょう。もう少しの辛抱です。」


美海「ええ」


サァァァ……


菊「話しすぎましたね、仕事に戻ります。あともう少しでお昼なのでご飯を持ってきますね。」


美海「はい、助かります」


美海「はぁ〜……やっぱり応援したくないな…」


弱音を吐く私は、まだまだ弱いのだと自分の心に押し殺した


美海「ッ……」


美海「よし!勇気に戻ろう!」


勇気「今は11時……量もこれぐらいなら終わる!」


くま「勇気〜洗濯物出すの遅くなっちまった〜よぉらよ!」


くまから続き皆が出し始めた


勇気「お前ら全員いじめかーーー!!!!」


それから急いで布団、毛布、服、下着などなどを急いで洗って干した


勇気「あ〜やっと終わった〜」


私は木の板の廊下に寝そべり一息ついた


菊「お疲れ様です笑」


勇気「あ、菊さん、もうお昼なんですか?」


菊「ええ、13時ちょっと過ぎですね、他の人達はご飯を食べて昼寝をしています」


だから声がパッタリやんだのね、どうりで静かになったわけだ


美海「そうめん!」


菊「こちらの方が涼むと思いまして」


美海「菊さんも一緒に食べますよね!」


菊「ええ」


美海「ちゃぶ台と座布団取ってきますね!」


菊「ありがとうございます」


ガタガタ


美海「美味しそ〜いただきます」


菊「いただきます」


ズズ〜ズズ〜


菊「そういえば、宿題は終わったのですか?ここで夏休みを過ごすことになったので宿題をやる暇はあるのですか?」


美海「ズズ……」


お、終わってない!そうだよすっかり忘れてた!!!!


菊「その顔は……終わっていないようですね笑このあとほかに仕事はありますか?」


美海「ありません」


菊「でしたらここでおやりなさい、人が来ないように私もここで仕事をしましょう」


美海「え?!菊さんに迷惑をかけるわけには行きません!」


菊「それぐらい大丈夫です。食べ終わったら持ってきなさい。洗濯物が乾く間まで、やりなさい」


美海「あ、はい」


お母さんみたい……