お転婆魔女は性悪イケメン男子に恋をする

「もういい。私を殺して」



「は?」



「私、春稀になら殺されてもいいよ。私のこと恨んでるでしょ?憎んでるでしょ?この戦いはどっちかが死なないと終わらないわ。お願い、殺して」




「月華様...お辞めください!いつもそうやってあなたは私たちを命に代えて守ろうとする。だから黙っていたんですっ!」



「いいのよ。黙りなさい」



「嫌です!何としてもお守りすると誓ったはずなのに...」



「...俺が凛を殺せるわけないだろ。二度と殺してなんて言うな」



「嫌よ。なら私は自分で死ぬわ」



「ほんとに黙れ、凜」



「黙るわけな...んっ...」



唇をキスで塞がれた。



いつもの甘いキスじゃなくて噛み付くような乱暴なキス。



魔法族も魔族も私たちの関係に困惑している。