「くっそ!」
そう言って急に何かの器具を取り出し、空中に手で何かを書き始めた魔王。
そしていきなり空中に現れた真っ黒な空間に次々に魔族たちが吸い込まれていく。
なるほど...。
魔法が使えない魔族は魔具を持っている。
それを使って魔王も私と同じように強制的に民を逃がすことを考えたらしい。
「絶対にお前を許さない。いつか必ず魔法族を滅ぼし、お前をこの手で殺してみせる」
「望むところだわ。私も仲間を傷つけたお前たちを許すつもりはない」
「次の戦いは来世だ」
「えぇ。そのときは私がお前を殺す」
憎しみの炎を燃え上がらせながらお互いに睨み合う。
「「いつかまたどこかで」」
私たちの声が何故か重なったあと私は大好きなこの場所を破壊する。
「空間破壊」
激しい衝撃音が聞こえた直後、意識が遠のく。
あぁ、どうか
来世でみんなとまた会えますように...。
そう言って急に何かの器具を取り出し、空中に手で何かを書き始めた魔王。
そしていきなり空中に現れた真っ黒な空間に次々に魔族たちが吸い込まれていく。
なるほど...。
魔法が使えない魔族は魔具を持っている。
それを使って魔王も私と同じように強制的に民を逃がすことを考えたらしい。
「絶対にお前を許さない。いつか必ず魔法族を滅ぼし、お前をこの手で殺してみせる」
「望むところだわ。私も仲間を傷つけたお前たちを許すつもりはない」
「次の戦いは来世だ」
「えぇ。そのときは私がお前を殺す」
憎しみの炎を燃え上がらせながらお互いに睨み合う。
「「いつかまたどこかで」」
私たちの声が何故か重なったあと私は大好きなこの場所を破壊する。
「空間破壊」
激しい衝撃音が聞こえた直後、意識が遠のく。
あぁ、どうか
来世でみんなとまた会えますように...。



