私服を探すついでに私はなんとなく自分のクローゼットの端っこにかかっているドレスを見る。




これはいつからか置いてある私の昔のドレス。




きっと生まれ変わったときに一緒についてきたかったんだと思う。




いつも着ていたものだから私の魔力が残ってる。




爆発に耐え、ここまでついてくれたと思うと胸がいっぱいになる。



これをいつかまた使う日が来るかもしれない。




「そのときはまたよろしくね!」




ぎゅーって思い出の詰まったふわふわのドレスを抱きしめた。