「温めて欲しいよ」

「温めてあげるわ」



「もう温かすぎ。少し冷ましてもらえないか?」

「じゃあ、私の代わりに彼に代わってもらえば」

「そうするけど、ごめんよ」

「ばーか」



こうして地球は太陽の沈みと共に、月の明かりに照らされた。