「女って…例の別れたいって言ってた彼女のこと?」



「そう」



「私は…なにをすればいい?」



ドキドキの初任務!



100点をゲットするためにやるしかないよね!?



「まぁ俺が話すから、適当に合わせて」



適当に…。



それが結構難しい。



不安な気持ちでいると、中川くんがピースをする。



ん?



「うまくやれたら、200点追加する」



ああっ、200点ね!



それすごくない!?



「頑張るね!!」



なんとかなるよね?



こうなったらもうやるしかない。



「よろしくな」



中川くんがドアを開けると同時に、女の子が家の中に駆け込んできた。