危険なキミの溺愛

「抱きしめたり…とかだよ」



「ふーん。それ以外ならおっけー?」



「それ以外も!とにかく、いちゃいちゃはしません!」



そう言ったらかなりウケてる。



「宙を盾にそういうこと言うんだ?なら、さっさと追い出すかなー」



「そう言わないでよ…」



少し落ち込んだ様子を見せたからか、やっと納得してくれた。



「仕方ないな。宙が家に戻るまでは我慢するかぁ」



「ありがとう…」



「そのうちシンも出ていくだろうし…そうなったら…」



「え?シンが?」



「そこは心配?出て行かれたら困るんだ?」



複雑そうな顔で見つめられる。



「困るっていうか、どうしてなのかなって」



「元々仕事で全国を飛び回ってるし、今だけかな…こんな風に俺に付きっきりなのは」



そうだったんだ…執事っていうからてっきり普段からよく一緒に行動してるんだと思った。