危険なキミの溺愛

「俺のじゃないけど」



「そうなの。じゃあ、宙が買って来たんだね。やば、食べちゃった…」



「宙は?」



「さっきまで寝てて…食べるもの買いにコンビニへ」




「あ、そ」



ふっと目を細めると、近くまで来てふわっと抱きしめられた。



「湊!?」



「今だけ。宙が戻ったらこんなのさせてくれないだろーから」



それはそうだけど…不意打ちで心臓バックバクだよ。



「それ、うまいの?」



「え?」



フルーツサンドの袋を指差す。



「うん、おいしかったよ」



「へぇ、味見させて」



「もう食べちゃったからない…んんっ」



湊の顔が近づいてきたかと思ったら、唇を軽く啄むようにチュッとキスを落とす。



「いい匂いする…」