思い続けても叶わない

 帰ってからどーしても話したくて、かずきのラインを友達にもらって、連絡した。

 ラインではかずきとたくさん話すことができた。

 話しているうちに高校の話になった。わたしは地元の高校を受験する気でいたが、かずきはこの地区ではない遠くへ行くと言っていた。

 わたしはバスケが好きじゃなかったから、高校ではバスケ部には入らないつもりでいた。

 でも、かずきが遠くに行ってしまうなら、バスケを続けなきゃ会えなくなってしまう。

 わたしは選手はいやだけど、バスケのマネージャーをしようと決めた。