「じゃあ、土曜日の十時頃、俺の家の最寄駅まで来れそう?」

「うん。大丈夫」

「良かった。じゃあ土曜日は駅で待ってるから。駅から家までは歩いて五分くらいかな。それじゃあ、また明日」

「また明日」


早くもちょっぴり緊張しながらも、笑顔で手を振り、彼と別れた。