誰にも邪魔させない。




5時間目が終わって休み時間になったから、今の隙だと思って教室に戻った。


「海莉!どこ行ってたの!?」


教室に入った瞬間に駆け寄ってきた美結。


「もしかして、柊と一緒だった?」


私の耳元でそう聞く美結に、私は顔を赤くした。


「マジ?!なに、ついに?
ついに結ばれちゃった!?」


「いや、あの、色々あって」


美結には話したいことが沢山あって、どれから話していいか分からない。


「えーなに、もったいぶらないで」


「あのね、うん。柊に好きって言いてもらえた」


なんか、言葉にするとかなり恥ずかしい。




「きゃー!ついに?!ついに素直になったのか、あいつ!」


美結は急に大きい声を出すから、急いで廊下に連れ出す。