私はぼんやりと光雅くんがバスケットボールをしている光景を思い浮かべながら、彼女に続いたのだった。
*
体育館に着くと、バスケットコートの周りには、中が見えないほど人だかりができていた。
相手チームの三年生の応援が多いのかなあと思ったけれど、他のクラスの一年生や、二年生らしき姿も見える。
「一年が決勝まで行くなんて、滅多にないからさー。暇な人が見に来てるらしいよ」
「へー」
決勝前の選手たちのウォーミングアップの様子を興味深そうに眺めている、他のクラスの一年生の女子が、そんなことを話していた。
「すごい人だね。これじゃよく見えないよ」
「うん……」
周囲の興奮した様子に気圧されながら、芽衣とそんなことを話していると。
「紗良ちゃん! 芽衣ちゃん! こっちこっちー!」
同じクラスの子が私たちの名を呼んだので、声のした方を向く。
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体育館に着くと、バスケットコートの周りには、中が見えないほど人だかりができていた。
相手チームの三年生の応援が多いのかなあと思ったけれど、他のクラスの一年生や、二年生らしき姿も見える。
「一年が決勝まで行くなんて、滅多にないからさー。暇な人が見に来てるらしいよ」
「へー」
決勝前の選手たちのウォーミングアップの様子を興味深そうに眺めている、他のクラスの一年生の女子が、そんなことを話していた。
「すごい人だね。これじゃよく見えないよ」
「うん……」
周囲の興奮した様子に気圧されながら、芽衣とそんなことを話していると。
「紗良ちゃん! 芽衣ちゃん! こっちこっちー!」
同じクラスの子が私たちの名を呼んだので、声のした方を向く。



