「どうしたの? 学校行くよ、紗良」
光雅くんが振り返って、私の名を呼ぶ。
もうそれだけで、心の中が嬉しさで溢れてしまう。
「うん!」
私は弾んだ声で光雅くんの隣に駆け寄り、並んで歩いて学校へと向かったのだった。
*
――やっぱりまだ前髪が少し乱れてるな。
学校についてから、すぐに女子トイレに向かった私。
先ほどの強風で乱れてしまった髪の毛が気になったから、洗面所の大きな鏡を見たかったのだ。
光雅くんが軽く手で直してくれたけれど、あの後また何回か強めの風が吹いたせいか、下ろしていた前髪が変な風に分かれていた。
鏡を見ながら手櫛で丁寧に整えていると、肩の上に小さな落ち葉がついているのが見えた。
これも風のせいでくっついたのだろう。
落ち葉を手で取ろうとしたが、よく見たら制服のあちこちに落ち葉の破片がくっついているのことに気づいた。
――げ、なんなのこれ。
私落ち葉まみれじゃん。
こんな格好で光雅くんと一緒に歩いていていただなんて、恥ずかしすぎる。
光雅くんが振り返って、私の名を呼ぶ。
もうそれだけで、心の中が嬉しさで溢れてしまう。
「うん!」
私は弾んだ声で光雅くんの隣に駆け寄り、並んで歩いて学校へと向かったのだった。
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――やっぱりまだ前髪が少し乱れてるな。
学校についてから、すぐに女子トイレに向かった私。
先ほどの強風で乱れてしまった髪の毛が気になったから、洗面所の大きな鏡を見たかったのだ。
光雅くんが軽く手で直してくれたけれど、あの後また何回か強めの風が吹いたせいか、下ろしていた前髪が変な風に分かれていた。
鏡を見ながら手櫛で丁寧に整えていると、肩の上に小さな落ち葉がついているのが見えた。
これも風のせいでくっついたのだろう。
落ち葉を手で取ろうとしたが、よく見たら制服のあちこちに落ち葉の破片がくっついているのことに気づいた。
――げ、なんなのこれ。
私落ち葉まみれじゃん。
こんな格好で光雅くんと一緒に歩いていていただなんて、恥ずかしすぎる。



