「今日で卒業同盟は終わりだけど。明日からも君と、別の形で一緒にいたい」
「わ……わたしも!」
興奮したように叫ぶわたしに、平くんがまた笑う。
キラキラと、音を立てるような笑顔でわたしを見る。
「春川唯さん」
「は、はい……っ」
「俺と、付き合ってください」
頬を染め、肩を強張らせながらそう言ってくれた彼に、わたしはすぐに答えることができなかった。
震える胸。
ままならない呼吸。
じわじわ浮かびくる涙。
彼の言葉をひとつひとつ噛みしめて、味わって、自分の中に溶かしこんでようやく、
わたしは笑顔でうなずくことができた。
「こちらこそ、よろしくお願いします……!」


