考えるのは、もう、やめよう。
どうせ、独りなのだから……

カーテンを閉めて、床に座り込む。

部屋を見れば、相変わらず、段ボール箱は置きっぱなしで、おまけに真っ暗で。

女子高生の部屋とは思えないくらいの殺風景さ。それが、余計に寂しさを掻き立てる。

(速く朝になればいいのに)

身体を抱え込むように座って、顔を埋める。

夜は嫌いだ。

天涯孤独の身に、失恋の痛手。
それを癒やすものもなく、ただ、それを、思い出す。

静かな空気は、湿っぽく、枕は涙に濡れている。そろそろ、忘れてしまいたいのに……。
それを、許してくれるものも無し。

静かであれば、ひたすらに自問自答をしてしまう。
そして、心苦しくなる。
 

夜よ、どうか明けてくれ。静寂を打ち壊してくれ。
もう、耐えるのも限界だから。