「あぁ、そうだ。でも、なるべく速く終わらせろよ。見せる約束してる奴、いるから」


高橋囿也。
爽やかなグッドルッキングガイだ。
スポーツも出来る、少しお馬鹿なのが、滑稽で笑いを誘う。
 
まぁ、クラスの人気者であった。
誰とでも、差別をせずに関わろうとする人間性を、皆褒めている。

「あ、それ、高橋の?」

上から声がして、見上げると、そこには、何処かへ行ってしまっていた鈴木愛衣が立っていた。

「何してたのよ」

「ちょっと、隣まで」