私が周囲に気を配ってる間に、 「情報掴めないね。 探し人・・・」 「ヒロト幻覚でも見たんじゃねえの? なんのために、蜃鬼楼を追ってんだよ?」 「さあ・・・?」 【蜃鬼楼】 私はこの言葉を聞き逃していた。