「いや、ごめん。随分可愛い質問だな」 「かわっ…!」 可愛いというまさかのフレーズに動揺を隠しきれない 「好きな飲み物か…コーヒーかな」 「先輩、コーヒー飲めるんですか?」 「うん、あんま甘いの得意じゃない」 そうなんだ また、新しい先輩を知れて嬉しく思う私 『次はー』 先輩が降りる駅のアナウンスが流れると先輩は「よいしょ」と立ち上がり私に向き合うようにつり革に捕まる