あまりの綺麗さに、感動して見ていると、
完全に太陽が下りて、薄暗くなってきた。

ふと慎也を見る。

「おいで」

その言葉に、自然と慎也に向かって足が動く。

優しい微笑みにつられるように、
ベッドに座る慎也の横に腰かけた。

胸がどくどく音を立てる。

慎也の手が、私の頬を撫でる感触がする。
そのまま目を閉じ、抱きしめ、
唇に温かい物が触れるのを感じた。

最初軽いキス。

それから、舌を絡ませ、どんどん口づけは深くなっていく。

夢中で応えていると、なんだか気持ちよくなってきた。

こんな感覚は慎也だからだと確信できる。

慎也の手が、バスローブの紐を引く、シュルリと言った音が耳に入る。

そのまま、手が左の胸を触り、ゆっくりと動く。

「あ・・ん・・・・いやっ」

嫌といいながらも、その声は甘く、
慎也は手を止めるどころか、更にせめたてる。