中村 Side
目が覚めて、自由に体が動くことを確認する。
あれから少しは眠れたみたいだ。
すっかり人の気配がなくなってしまった廊下を歩き、すみれの部屋のドアを開ける。
すみれは、画面に向かって立つ石像と化していた。
その姿に少し胸が痛むけど、同時にホッとした。
ゲームは終わり、俺は生き残った。
これでみんなを助けられる。
......はずだったのに。
部屋に戻った俺は、画面を見て驚愕した。
『おめでとうございます。
あなたは最後まで生き残ることができました。
石になってしまったメンバーを復活させて、もう一度ゲームを始めますか?
[はい] [いいえ] 』
翔太「もう一度......?」


