Half in Doubt


翔太の視線の先にあったのは、数日前にみんなで挑戦したパズルだった。
部屋の隅に置かれていたそれは未完成で、ほとんどのピースはまだバラバラな状態で散らばっていた。

すみれ「......せっかくだから、完成目指してみる?」
翔太「そうだね。他にすることもないし」

ちょうどいい暇つぶしを見つけた私たちは、数日ぶりにピースを囲んだ。

翔太「っていうかこれ、まだ10個しか繋がってないじゃん」
すみれ「みんな結構すぐ諦めてたからね」
翔太「俺らで完成させちゃおうよ」
すみれ「うん、頑張ろう」

すみれ「これで端は全部繋がったよ」
翔太「ここからが勝負って感じだな」

翔太「これ全部組み立てたら何ができあがるんだろう?」
すみれ「白と黒......パンダとか?」
翔太「いや、この黒の少なさでそれはないでしょ」

翔太「全然合わないな......」
すみれ「あ、見て翔太!1つ繋がったよ!」
翔太「おー!やったじゃん!」